奇跡の44歳チャン・ナラ、「童顔」を超えた真価。新作『グッド・パートナー』で魅せる演技の新境地
ニュース要約: 女優チャン・ナラが新作『グッド・パートナー』で最高視聴率17.7%を記録し、演技大賞を受賞。44歳という年齢を感じさせない「最強の童顔」の裏にある徹底した自己管理と、ベテラン弁護士役で見せた表現者としての深化に迫ります。2026年後半にはシーズン2の制作や日本ロケも控える彼女の、挑戦し続けるキャリアの現在地を紐解きます。
奇跡の44歳、チャン・ナラが翻弄する「童顔」の呪縛と真価 新作『グッド・パートナー』で見せた新境地
【ソウル=時事】韓国エンターテインメント界において、20年以上にわたり第一線を走り続ける稀有な存在がいる。女優のチャン・ナラだ。2024年に放送されたSBSドラマ『グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~』で、最高視聴率17.7%という驚異的な数字を叩き出し、同年の「SBS演技大賞」で大賞を受賞。2026年3月現在、彼女はさらなる飛躍の時を迎えている。
「最強の童顔」というレッテルとの葛藤
1981年生まれ、現在44歳のチャン・ナラを語る上で欠かせないのが、その「童顔」ぶりだ。デビュー当時から変わらぬ愛らしいルックスは、韓国国内で「防腐剤美貌(時が止まったような美しさ)」と称賛されてきた。
しかし、本紙の取材や過去のインタビューを紐解くと、その裏にはプロフェッショナルとしての苦悩も見え隠れする。彼女自身、かつて「親しみやすい外見ゆえに、役柄の変化を見せることが難しい」と吐露したことがある。大衆が抱く「永遠の少女」というイメージは、時に表現者としての足かせにもなり得た。
それでも彼女は、徹底した自己管理でその壁を乗り越えてきた。現在の美容法として知られるのは、特別な施術よりも「基本の積み重ね」だ。こぶしを使った顎のフェイシャルエクササイズや、こまめな水分補給、そして2025年からは自作のクッキーや栄養剤を摂取するなど、内面からの健康管理にシフトしている。かつて過酷なスケジュールで胃潰瘍を患った経験から、「体を壊さないこと」を最優先する現在のライフスタイルが、皮肉にも彼女の若々しさをより強固なものにしている。
『グッド・パートナー』で見せた演技の深み
そんな彼女が2024年、キャリアの集大成とも言える役柄に出会った。それが『グッド・パートナー』の離婚専門弁護士チャ・ウンギョンだ。
本作でチャン・ナラは、冷徹ながらも人間味あふれるベテラン弁護士を熱演。視聴者からは「人生最高のキャラクター」との呼び声が高く、ナム・ジヒョンとのコンビネーションも「世代を超えた名コンビ」と絶賛された。この成功は単なる数字以上の意味を持つ。「童顔のスター」から「視聴率を保証する名優」へと、その評価を完全に移行させたのだ。
すでに2026年後半には、新パートナーにキム・ヘユンを迎えたシーズン2の制作も予定されており、現地韓国では早くも「チャ・ウンギョン・シンドローム」の再来が期待されている。
私生活の充実と日本への視線
プライベートでは2022年に6歳年下の撮影監督と結婚。SNSでは、母親が撮影したという自然体の写真や、動物保護団体への寄付活動を行う姿など、等身大の44歳としての日常を共有している。この飾らない姿が、既存のファンのみならず若い世代からの共感も呼んでいる。
日本国内でも彼女の存在感は増すばかりだ。過去の代表作『ゴー・バック夫婦』や『運命のように君を愛してる』は、今なお動画配信サービスで根強い人気を誇る。また、2025年下半期には人気シリーズ『模範タクシー3』への特別出演も控えており、同作では日本ロケの実施や竹中直人との共演も報じられている。
歌手としてキャリアをスタートさせ、中国市場での成功、そして韓国を代表する女優へ――。チャン・ナラが歩んできた道は、常に挑戦の連続だった。「若さ」を最大の武器にしながらも、それに甘んじることなく「熟練の演技」へと昇華させた彼女。その瞳は、すでに次なる物語を見据えている。
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