猛烈な低気圧で新千歳空港150便超欠航、北海道全域で大雪・交通網が麻痺
ニュース要約: 急速に発達した低気圧の影響で、14日の北海道は猛吹雪に見舞われ、空と陸の交通網が麻痺。新千歳空港では150便以上が欠航し、利用客に混乱が広がっている。特に道東・帯広では記録的な積雪を観測。荒天は15日にかけても続き、交通障害や停電に厳重な警戒が必要だ。
荒れる北の空、低気圧が猛威 新千歳空港で欠航相次ぐ、道東・帯広では記録的な積雪
(北海道支社)
2025年12月14日(日)、北海道は急速に発達する低気圧の影響で、道内全域が強い雪と風に見舞われ、空と陸の交通網に甚大な影響が出ている。特に空の玄関口である新千歳空港では、大雪と強風による視界不良や除雪作業の遅れから、発着便の欠航が相次ぎ、週末の利用客に大きな混乱をもたらしている。気象当局は、この荒天が15日(月)にかけても続く見込みであり、交通障害、停電、そして猛吹雪による立ち往生のリスクについて、厳重な警戒を呼びかけている。
新千歳空港、機能不全の危機
新千歳空港 天気予報では、14日は「曇のち大雪」と予報されていたが、午後に入り降雪が急速に強まった。空港を管理する北海道エアポートによると、滑走路の除雪が追いつかず、夕方までに着陸機が滑走路上で立ち往生する事態も発生。この影響で、14日だけで羽田や釧路など主要路線を含む150便以上の新千歳空港 欠航が確認されている(報道により便数に若干の差異があるが、影響の大きさは深刻だ)。
気温は最高0℃前後、最低氷点下数℃と、積雪と路面凍結に適した条件が続いており、新千歳空港周辺では夕方時点で22cmの積雪を記録。欠航は15日も続くとみられ、航空各社は翌日の運航体制についても見通しが立たない状況にある。
また、JR北海道もこの大雪と暴風雪の影響を避けられず、14日に特急列車を中心に59本が運休。15日についても既に76本の運休が発表されており、空と陸の主要な交通手段が麻痺状態に陥っている。年末を控えたこの時期、ビジネス客や観光客の足止めは広範囲に及ぶ見通しだ。
発達する低気圧と「湿った雪」の脅威
今回の荒天は、日本海から急速に発達しながら接近する低気圧が原因である。気象庁の解説では、この低気圧が温暖な空気を引き込み、水分を多く含んだ重い「湿った雪」を降らせている点が、被害を拡大させている要因として指摘されている。
この湿った雪は、乾燥した雪に比べて重く、除雪作業の負担が格段に増すほか、電線や樹木への着雪による停電のリスクも高まる。また、風速も強まり、道内各地で最大瞬間風速35m/sに達する猛吹雪が予想されており、視界は極端に悪化する見込みだ。
気象予報士は「今回の北海道 天気は、短時間で降雪が集中する『ドカ雪』の様相を呈している。特に14日夜から15日未明にかけてが風雪のピークであり、不要不急の外出は控えるべきだ」と警鐘を鳴らす。
道東・帯広で記録的な積雪、警報発令続く
交通の要衝である新千歳空港周辺のみならず、道東地方でも記録的な大雪となっている。特に十勝地方では、帯広 天気の悪化が深刻で、14日午後から雪が降り始め、夜にかけて積雪量が急増。午後10時時点では、芽室で46cm、帯広市内で42cmという短時間での降雪を記録し、大雪警報が発令された。
この急速な積雪量の増加は、地域住民の生活にも直結する。帯広市では、14日18時から15日3時までを雪の警戒期間として指定しており、道路の通行止めや除雪作業の難航が懸念される。
気象当局の予測によると、15日午後6時までの24時間降雪量は、オホーツク海側で80cm、日本海側や太平洋側東部でも60cmに達する見込みであり、広範囲での交通障害や停電、農業施設への被害が懸念されている。
15日にかけての警戒継続
新千歳空港 天気の回復は15日午後以降とみられるが、それまでの間、欠航や遅延は避けられない状況だ。道民及び旅行者に対し、航空会社やJR各社の最新の運航情報、そして気象庁が発表する警報・注意報を常に確認し、安全を最優先に行動することが強く求められる。
(2025年12月14日 23時00分 掲載)
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