ドルトムントが劇的5連勝で首位猛追!塩貝健人初先発のヴォルフスブルクは残留争い深刻化
ニュース要約: ブンデスリーガ第21節、ドルトムントがヴォルフスブルクに2-1で劇的勝利を収め5連勝を飾りました。ブラントの先制後、一時は同点に追いつかれるも終盤にエースのギラシが決着。期待の日本人FW塩貝健人は初先発を果たすも得点に絡めず途中交代となりました。勢いに乗るドルトムントが首位バイエルン追撃を強める一方、ヴォルフスブルクは残留争いの危機に直面しています。
ドルトムントが劇的勝利で5連勝、首位バイエルン追撃へ。ヴォルフスブルク、塩貝健人初先発も残留争いの闇深く
【ヴォルフスブルク=共同】ブンデスリーガ第21節、ヴォルフスブルク 対 ドルトムントの一戦が2月7日(日本時間8日未明)、ヴォルフスブルクの本拠地フォルクスワーゲン・アレーナで行われた。試合はドルトムントが終盤の劇的なゴールで2-1と競り勝ち、怒濤の5連勝を飾った。一方、冬の移籍市場で加入した期待の日本人FW塩貝健人が初先発を果たしたヴォルフスブルクは、粘りを見せたものの最後に力尽き、残留争いがさらに深刻化する結果となった。
勢いの差が明暗を分けた「伝統の対決」
試合前の段階で、両チームの置かれた状況は対照的だった。ドルトムントは現在4連勝中と破竹の勢いにあり、首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差を「6」まで縮め、優勝戦線に名乗りを上げている。対するヴォルフスブルクは直近3試合で勝ちがなく、勝ち点19の14位。自動降格圏の17位ザンクトパウリとの差はわずか「5」にまで迫っており、地元ファンの間では危機感が募っていた。
ドルトムントのシャヒン監督は、攻撃陣の爆発力と安定した守備組織を武器に、敵地での勝ち点3獲得を至上命題としてピッチに選手を送り出した。一方、背水の陣で挑むヴォルフスブルクのバウアー監督は、新戦力の塩貝をスタメンに抜擢。若き日本人ストライカーの決定力に、閉塞感の漂うチームの命運を託した。
前半、戦略通りのドルトムントが先制
前半、主導権を握ったのはドルトムントだった。流動的なパスワークとサイドバックのユリアン・リエルソンによる高い位置からの攻め上がりで、ヴォルフスブルクの守備陣をゆさぶる。
均衡が破れたのは38分。右サイドで起点を作ったリエルソンの鋭いクロスに、中央で反応したのは10番を背負うユリアン・ブラントだった。鮮やかなシュートがネットを揺らし、ドルトムントが先制に成功。ヴォルフスブルクは序盤17分にDFキリアン・フィッシャーが負傷(ヤン・ビュールガーと交代)するアクシデントも重なり、苦しい立ち上がりとなった。
初先発の塩貝健人は、ドルトムントの屈強なセンターバック陣に封じられる場面が目立ち、なかなかシュートチャンスを得られないまま前半を終えた。
ヴォルフスブルクの反撃とエースの一撃
後半に入ると、ホームの声援を背にしたヴォルフスブルクが意地を見せる。52分、セットプレーのチャンスからDFコンスタンティノス・クリエラキスが同点ゴールを叩き込み、試合を振り出しに戻した。フォルクスワーゲン・アレーナのボルテージは最高潮に達し、一時は逆転の機運さえ漂った。
ヴォルフスブルクは64分、期待の塩貝を下げてロヴロ・マイェルを投入。攻撃の活性化を図り、ドルトムントの守備陣にプレッシャーをかけ続けた。しかし、今シーズンのドルトムントは崩れなかった。クリーンシートを積み重ねてきた堅実な守備で決定的な場面を凌ぎ、逆にカウンターの機会をうかがう。
膠着状態が続いた87分、ドラマが待っていた。ドルトムントのエース、セール・ギラシがゴール前で一瞬の隙を突き、値千金の勝ち越しゴールを奪った。これが決勝点となり、ドルトムントがアウェイで勝ち点3を手にした。
塩貝健人の課題と両チームの今後
試合後、ドルトムントは5連勝を達成し、首位追撃への執念を証明した。欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内を確固たるものにし、タイトル争いに向けて士気は最高潮にある。
一方、敗れたヴォルフスブルクは4試合勝ちなしとなり、今節の結果次第で残留争いに本格的に巻き込まれることとなった。初先発の塩貝健人にとっては、ブンデスリーガのレベルの高さと、首位争いをするチームとの個の能力差を痛感する試合となり、今後の適応が急務だ。
ヴォルフスブルク 対 ドルトムント。この一戦が今シーズンの最終的な順位表にどのような影響を及ぼすのか。ブンデスリーガの上位争いと残留争いは、さらに激しさを増していくことになる。
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう