『探偵はBARにいる』9年ぶりの新作決定!大泉洋&松田龍平コンビが2026年クリスマスに帰ってくる
ニュース要約: 映画『探偵はBARにいる』シリーズ第4弾が2026年12月25日に公開決定。大泉洋と松田龍平の黄金コンビが9年ぶりに続投し、監督に白石和彌、脚本に古沢良太を迎えた正統続編となります。ススキノの聖地巡礼や原作小説、VOD配信への注目も再燃しており、大人な恋の結末を描く壮大なサスペンスに期待が高まっています。
【ススキノ発】伝説のコンビが9年ぶりに帰ってくる。
2026年3月22日、札幌・ススキノを舞台にした大ヒット映画シリーズの最新作『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』の製作発表記者会見が東京都内で行われた。前作から実に9年ぶりとなる本作は、主演の大泉洋(52)と松田龍平(42)という黄金コンビが続投。公開日は2026年12月25日のクリスマスに決定し、シリーズ最大スケールでの幕開けを予告している。
「リブートではない」 熟成された二人の“現在地”
今回の発表で最もファンを安堵させたのは、本作がリブート(再始動)ではなく、これまでの物語を継承する正統な続編であるという点だ。
会見に登壇した大泉は、自身の当たり役である「探偵」について、「またあの拷問シーンを撮るのかと思うと気が重いですが(笑)、彼(探偵)のシニカルでいて人間臭い部分に、今の僕だからこそ出せる深みを加えたい」と抱負を語った。一方、相棒の高田を演じる松田も、独特のローテンションは健在。「9年ぶりですが、大泉さんと並ぶと不思議と昨日まで撮影していたような感覚になる。変わらない高田を楽しんでほしい」と、信頼をにじませた。
脚本は全シリーズを手がけるヒットメーカー・古沢良太氏が続投。監督には、ハードな描写と人間ドラマに定評のある白石和彌氏がメガホンを執る。テーマは「ほろ苦い、大人の恋の結末」。すでに北海道外でのロケも実施されたといい、ススキノという枠を飛び出した壮大なサスペンスが期待される。
聖地・ススキノは早くも「探偵モード」に
製作発表の熱狂は、舞台となる札幌・ススキノにも波及している。シリーズのファンにとって、ここは映画の世界に浸れる「聖地」の宝庫だ。
巡礼の起点となるのは、狸小路6丁目の「SAKE BAR かまえ」だろう。劇中のバー「ケラーオオハタ」のマスター役を務める実在の店主、桝田徳寿氏が営むこの店には、今も多くのファンが訪れる。店内の「探偵席」でグラスを傾け、撮影当時の秘話を聞くのが定番のコースだ。
また、バーテンダー指導を担当した「BAR 一慶」や、第2作の重要舞台となった「KOPITIAM(コピティアム)」など、作品の空気感を色濃く残す名店が健在であることも、シリーズが15年近く愛され続けている理由の一つと言える。2026年の新作公開に向け、札幌フィルムコミッションや中央バスによる聖地巡礼マップの配布やツアーの再始動も検討されており、観光客の増加が予測される。
原作からVODまで、再注目される「東直己の世界」
映画の盛り上がりとともに、東直己氏による原作小説『ススキノ探偵シリーズ』(ハヤカワ文庫等)への注目も再び高まっている。1992年の『探偵はバーにいる』から始まり、最新刊『猫は忘れない』まで全12巻を数えるこのシリーズは、ハードボイルド小説の金字塔として名高い。
映画最新作を待ちきれないファンの間では、動画配信サービス(VOD)での復習も始まっている。現在、U-NEXTやHulu、Amazon Prime Videoといった主要プラットフォームでは、過去3作品が見放題で配信中だ。大泉が演じるユーモラスながらもタフな探偵と、松田演じる飄々とした高田の「原点」を今一度確認することができる。
「バイバイラブ」という別れを予感させるタイトルが冠された第4弾。9年という歳月を経て、成熟した二人が北の夜の街にどのようなケリをつけるのか。2026年12月25日、銀幕に再び戻ってくる黒電話の音に、日本中のファンが耳を澄ませている。
(記者:報道部 2026年3月23日)
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