ボルシアMGが劇的勝利で降格圏脱出!ウニオン・ベルリンを撃破、町野修斗は出番なし
ニュース要約: ブンデスリーガ第24節、ボルシアMGはホームでウニオン・ベルリンと対戦。後半ATにディクスが劇的な決勝ゴールを挙げ、1-0で連敗を止めました。この勝利でチームは降格圏脱出の足がかりを掴んだ一方、ウニオンの町野修斗はベンチ入りも出場機会はなく、高井幸大はコンディション不良で欠場となりました。
【ブンデスリーガ第24節】不振のボルシアMG、執念の劇的勝利で降格圏脱出――町野修斗はベンチから戦況見守る
【メンヒェングラートバッハ=共同】 ドイツ・ブンデスリーガ第24節、ボルシアMG 対 ウニオン・ベルリンの一戦が2月28日(日本時間3月1日未明)、ボルシア・パルクで行われた。欧州カップ戦出場権争いに踏みとどまりたい9位ウニオンと、降格圏への転落を危惧する14位ボルシアMG。対照的な立ち位置の両者による激突は、後半アディショナルタイムに劇的な結末を迎えた。
試合はホームのボルシアMGが1-0でウニオン・ベルリンを下し、連敗を止める勝ち点3をもぎ取った。
■守備陣の踏ん張り、最後はディクスが沈める
ボルシアMGは、主力級の相次ぐ負傷に苦しんでいた。GKロビン・ハック、FWティム・クラインディーンストらを膝の負傷で欠き、さらにDF高井幸大も発熱性胃腸炎の影響でメンバー外となるなど、満身創痍の布陣でこの一戦に臨んだ。
試合は序盤から、堅守速攻を身上とするウニオン・ベルリンが主導権を握る。主将のケディラを中心とした中盤の構成力でボルシアMGのプレスを回避し、チョン・ウヨンを起点とした鋭いカウンターでホームゴールを脅かす。しかし、ボルシアMGは守備陣が集中力を切らさず、ニコ・エルベディらを中心に決定機を許さない。
0-0のままドロー決着かと思われた後半49分、ドラマが待っていた。コーナーキックのこぼれ球に反応したDFケビン・ディクスが、渾身のボレーシュートをゴールネットに突き刺した。スタジアムを埋め尽くした52,488人の大観衆が歓喜に沸く中、そのまま試合終了のホイッスル。ボルシアMGが泥臭く、しかし価値のある白星を手にした。
■日本人選手の明暗――町野修斗は出場機会なし
日本代表入りを目指す日本人選手たちの動向にも注目が集まった。今季ここまで3ゴールを挙げているFW町野修斗はベンチ入りしたものの、最後まで出番は訪れなかった。町野は今季、チーム得点王のハリス・タバコビッチらとの激しいレギュラー争いの中にあり、直近の試合ではスピード不足を指摘する声も現地メディアから上がっている。勝利の輪に加われなかった悔しさを、次節以降の奮起に繋げたいところだ。
一方、期待の若手DF高井幸大は、コンディション不良によりベンチ外。チームが苦しい時期にピッチに立てないもどかしさを味わう形となった。
■欧州枠争いの行方と順位変動
この敗北によって、ウニオン・ベルリンは欧州カップ戦(EL/ECL)圏内への肉薄に失敗した。試合前まで9位に位置していたが、上位陣との勝ち点差を詰めることができず、今後の戦いに暗雲が垂れ込める。
対するボルシアMGは、この勝利で勝ち点を「25」前後に伸ばし、暫定ながら14位から中位グループへと浮上する足がかりを掴んだ。オイゲン・ポランスキ監督のもと、不振を極めていたチームにとって、この「ウニオン・ベルリン戦」での勝利は残留争いから脱却するための大きなターニングポイントとなるだろう。
■次戦への展望
ブックメーカーのオッズ(勝利配当2.15〜2.51倍)が示す通り、実力伯仲の接戦となった今回のボルシアMG 対 ウニオン・ベルリン。ボルシアMGは次節、再び上位陣との対戦を控えており、今節見せた執念の守備を継続できるかが鍵となる。
ウニオン・ベルリンは3月8日のブレーメン戦で立て直しを図る。欧州の舞台を目指す挑戦はまだ終わっていないが、得点力不足という課題をどう解決するかが、シーズンの命運を分けることになりそうだ。
(文・スポーツ部デスク)
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