ボルシアMG、シュトゥットガルトに0-3完敗。高井幸大が初先発、町野修斗もフル出場も3失点の痛恨敗戦
ニュース要約: ブンデスリーガ第19節でボルシアMGはシュトゥットガルトと対戦し0-3で完敗。新加入の高井幸大が初先発、町野修斗もフル出場を果たしたが、守備の崩壊やPK失敗が響きリーグ戦3試合未勝利となりました。高井は冷静な守備で及第点の評価を得た一方、町野はチャンスメイクを見せるもパスミスが失点に直結。チームは12位に後退し、上位進出へ厳しい状況が続いています。
ボルシアMG、シュトゥットガルトに完敗 日本人2選手フル出場も3失点の痛恨敗戦
【ボルシアMG(ドイツ)=25日】 ブンデスリーガ第19節が25日に各地で行われ、ボルシアMG(メンヒェングラートバッハ)はホームでシュトゥットガルトと対戦し、0-3で完敗した。日本代表の高井幸大と町野修斗がそろってフル出場したが、チームはリーグ戦3試合未勝利(1分け2敗)に終わり、低迷から抜け出せずにいる。
高井、加入後初先発も守備陣崩壊
冬の移籍市場でトッテナムから期限付き移籍で加入した高井幸大(21)は、この日が加入後初のスタメン出場となった。前節ハンブルガーSV戦で頭部を強打したケヴィン・ディクスの欠場に伴う起用で、センターバックとして先発。冷静な読みで相手のパスを複数回カットし、ビルドアップでも好パスを通すなど、オイゲン・ポランスキー監督の期待に応える活躍を見せた。
しかし、チーム全体の守備は機能せず、3失点を喫する結果に。現地メディアは「冷静なプレーを見せ、良いスタートを切った」としながらも、「的確な読みで奮闘したが、痛恨の3失点完敗」と評価。高井自身のプレーは及第点だったものの、初スタメンで勝利を飾ることはできなかった。
町野、攻撃で存在感も決定力欠く
5試合ぶりの先発となった町野修斗は左ウイングでフル出場。28分にはノイハウスのスルーパスを受けて左サイドから鋭いクロスを供給したが、相手DFに阻まれた。75分には再びスルーパスで抜け出し、ペナルティエリア左から左足でシュートを放ったが、枠を捉えることができなかった。87分にも左サイドからのクロスでチャンスを演出したが、得点には結びつかなかった。
一方で、攻撃面での貢献が期待される町野だったが、自陣でのパスミスが30分の先制点につながる痛恨のミスも犯した。現地メディアは「クロス供給やシュートでチャンスメイクしたが、得点を奪えず完敗」「パスミスが響き失点を招いた」と厳しい評価を下した。
PKを外して流れを失う
試合は11分、ボルシアMGがペナルティエリア内でハンドの反則を得てPKのチャンスを獲得。しかし、キッカーのタバコビッチ(一部報道ではバコッチ)のシュートは、シュトゥットガルトのGKアレクサンダー・ニューベルに止められた。この場面で先制できなかったことが、その後の試合展開に大きく影響した。
30分、シュトゥットガルトのジェイミー・レヴェリングがゴール前の混戦からこぼれ球を拾い、右足で先制点を奪った。この失点は町野が自陣でパスを奪われたことから始まった攻撃で、ボルシアMGにとっては防ぎたい展開だった。
67分にはクリス・ヒューリッヒの左コーナーキックがオウンゴールを誘い(一部報道ではジョー・スカリーのPKと表記)、2点目を献上。74分にはデニズ・ウンダヴがマクシミリアン・ミッテルシュテットのパスを受け、ペナルティエリア内で反転して右足シュート。3点目を決められ、試合の趨勢は完全に決した。
勝ち点差13、上位進出は厳しく
この敗戦でボルシアMGは19試合を終えて5勝5分9敗、勝ち点20で12位に後退。一方、シュトゥットガルトは18試合で10勝3分5敗、勝ち点33で4位をキープし、直近6試合は4勝2分けの無敗を継続している。両チームの勝ち点差は13に広がり、ボルシアMGにとってチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内となる上位6位以内は極めて厳しい状況となった。
シュトゥットガルトはこのまま上位4位を維持すれば、来季CL自動出場圏内に入る。3位ホッフェンハイムや5位RBライプツィヒと激しい争いを繰り広げているが、この勝利で上位争いでの存在感を示した。
ボルシアMGは降格圏(16位から18位)からは離れているものの、勝ち点20はヴォルフスブルクなど同順位帯のチームと僅差。連敗が続けば降格争いに巻き込まれる可能性もあり、早急な立て直しが求められる。
ポランスキー監督は試合前、シュトゥットガルトを「質の高いトレーニングがされたチーム。巧みで複雑なサッカーをし、攻撃陣にクレバーな選手が揃っている」と警戒していたが、その言葉通りの結果となった。次節31日のアウェイ・ブレーメン戦で、どう巻き返すかが注目される。
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