【速報】佐藤綾乃が現役引退を発表!五輪3大会連続メダルの快挙「やり切った」
ニュース要約: スピードスケート女子の佐藤綾乃選手が今季限りでの現役引退を表明。平昌の金、北京の銀、そしてミラノ・コルティナの銅と3大会連続でメダルを獲得し、日本のパシュート黄金時代を支えました。SNSでは「自分らしくいられたので満点」と充実感を滲ませ、29歳で競技生活に幕を下ろします。
【速報】スピードスケート金メダリストの佐藤綾乃が現役引退を発表 ミラノ銅で「やり切った」五輪3大会連続メダルの快挙胸に
【2026年3月17日】 スピードスケート女子の日本代表として、長年氷上の最前線を走り続けてきた佐藤綾乃(29=ANA)が15日、自身のインスタグラムを更新し、今季限りでの現役引退を表明した。つい先日閉幕したミラノ・コルティナ2026冬季五輪での女子チームパシュート銅メダル獲得から間もない発表に、スケート界のみならず日本中に驚きと、これまでの功績を称える声が広がっている。
「私としては十分」充実の競技人生に幕
佐藤はSNSを通じて、「オリンピック3大会出場と3つのメダル。個人種目はワールドカップで総合3位になる経験もしました。私としては十分です」と心境を吐露。さらに「最後の最後まで笑顔で、自分らしくいられたので満点」と綴り、29歳という若さながらも、悔いのない形で競技生活に終止符を打つ決意を示した。
北海道厚岸町出身の佐藤は、小学1年生でスケートを始め、中学時代から全国区の選手として頭角を現した。2018年の平昌五輪では、女子チームパシュートの一員として、当時の五輪レコードを塗り替える快走で金メダルを獲得。21歳73日での金メダルは、日本女子の冬季五輪史上最年少記録であり、そのひたむきな滑りは当時の日本を熱狂させた。
パシュートの「象徴」として積み上げた栄光
佐藤綾乃という選手を語る上で欠かせないのが、団体追い抜き(チームパシュート)での類まれなる貢献だ。平昌での金、北京での銀、そして今回のミラノ・コルティナでの銅と、3大会連続でメダルの色を繋ぎ続けた。
「約14年間、毎年パシュートを滑ってきた」と本人が語る通り、高木美帆らと共に築き上げた日本のパシュート黄金時代において、彼女は常に欠かせない「要」であった。個人の体調や技術の進歩だけでなく、チームとしての調和が求められるこの種目で、彼女が果たしてきた役割は計り知れない。
今回の引退発表でも、「メダルを目標に一緒に戦ってくれたパシュートメンバーには本当に感謝です」と、共に氷上を駆け抜けた仲間たちへの敬意を最優先に伝えている。
苦闘の末に掴んだミラノの「銅」
最後となったミラノ・コルティナ五輪。個人種目の1500メートルでは22位と沈み、「今の自分の力は最大限発揮できたが、最後は足が動かなくなった」と苦しい胸の内を明かす場面もあった。しかし、その後のチームパシュートでは、高木美帆、野明花菜、堀川桃香とともに魂の滑りを見せ、2分58秒50という記録で銅メダルを死守。満身創痍の中、執念で掴み取ったこのメダルが、彼女のラストダンスにふさわしい輝きを添えた。
日本女子スケート界、一つの時代の終焉
佐藤の引退は、長年日本女子スピードスケートを牽引してきた高木美帆らの動向とも相まって、一つの時代の大きな区切りを象徴している。SNS上では、「綾乃さん、お疲れ様。ミラノでも目が離せませんでした」「第2の人生も応援しています」といったファンからの温かいメッセージが溢れている。
ANA所属のトップアスリートとして、また日本のスピードスケート史に名を刻んだ記録保持者として、佐藤綾乃が残した足跡はあまりに大きい。
「次の人生も精一杯楽しみます」
氷上を去る彼女の言葉には、次なるステージへの希望が満ちていた。具体的なセカンドキャリアについてはまだ明かされていないが、世界を知るメダリストが今後どのような形で社会に貢献していくのか、世間の関心は高まるばかりだ。
(取材・文:スポーツ部 報道デスク)
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