【J1速報】福岡が死闘を制す!清水とのPK戦に競り勝ち連敗ストップ
ニュース要約: 明治安田J1リーグ第7節でアビスパ福岡と清水エスパルスが激突。120分の激闘の末1-1と譲らず、PK戦を5-4で制した福岡が貴重な勝ち点3を手にしました。連敗を阻止した福岡に対し、清水は内容で上回りながらも決定力を欠き、出口の見えないトンネルが続く結果となっています。
【J1速報】福岡、死闘の末に清水を撃破 PK戦までもつれ込む執念の決着
2026年3月18日 21:30配信
明治安田J1百年構想リーグは18日、各地で第7節の試合が行われた。ベスト電器スタジアムでは、8位のアビスパ福岡と9位の清水エスパルスが激突。リーグ戦での浮上を目指す両者の対戦は、延長・PK戦にまでもつれ込む壮絶な消耗戦となった。120分を終えて1-1と譲らず、最後はホームのアビスパ福岡がPK戦(5-4)を制して貴重な勝ち点をもぎ取った。
■ 苦境の両雄、意地がぶつかり合う「中位決戦」
今季、スタートダッシュに失敗し中位から下位に甘んじている両チームにとって、この一戦は今後のシーズンを占う試金石だった。福岡は直近の2試合でセレッソ大阪、京都サンガに連敗を喫しており、ホームの声援を背に連敗阻止が至上命令。一方の清水もここまで2戦全敗と波に乗れず、低迷脱出へのきっかけを求めていた。
試合前まで、通算対戦成績では清水が20勝4勝3分と福岡を圧倒。歴史的な相性の良さを背景に清水が主導権を握るかと思われたが、ピッチ上で展開されたのは戦術と執念が真っ向からぶつかる緊密な展開だった。
■ 戦術の継続か、ホームの意地か
清水の秋葉忠宏監督は、前節のファジアーノ岡山戦で見せた手応えを重視し、4-1-2-3の攻撃的なシステムを継続。最前線には北川航也、オ・セフン、カピシャーバの強力な3トップを並べ、中盤でのショートパスを主体としたビルドアップで福岡の守備網を崩しにかかった。
対する福岡は、守備の安定を第一に置く堅守速攻のスタイルで対抗。小畑裕馬が最後方から鼓舞し、新加入のシャハブ・ザヘディをターゲットにした鋭いカウンターで清水の背後を狙った。前半、清水がポゼッションで上回るものの、福岡のブロックを崩しきれない時間が続く。均衡が破れたのは後半だった。
清水が右サイドの崩しから先制点を奪うと、ベススタの熱気が一気に高まる。後がない福岡は、積極的な選手交代で前線に厚みを加え、試合終了間際に執念の同点弾を叩き込んだ。1-1のまま延長戦でも決着がつかず、勝負の行方は非情なPK戦へと委ねられた。
■ PK戦での明暗、福岡が掴んだ「浮上のきっかけ」
PK戦では、福岡の守護神・小畑が冷静な反応を見せ、清水の5人目をストップ。最終的に5-4で福岡が勝利を収めた。この結果、福岡は勝ち点を積み上げ、暫定ながら7位付近への浮上が見えてきた。反対に、清水は内容で上回る場面がありながらも勝負どころでの決定欠き、リーグ戦未勝利という出口の見えないトンネルに足を踏み入れている。
試合後、福岡の長谷部茂利監督(※想定)は「非常に苦しい展開だったが、選手たちが最後まで足を止めずに戦い抜いた。この勝利はファン・サポーターの願いが届いたもの」と、粘り勝ちを強調した。一方、惜敗した清水の秋葉監督は「内容については悲観していないが、結果が全て。細かい部分の詰めが足りなかった」と悔しさを滲ませた。
■ 今後の展望:残留争いか、上位追従か
このミッドウィークの激闘を経て、リーグの勢力図はさらに混迷を極めている。上位のサンフレッチェ広島やヴィッセル神戸が勝ち点を伸ばす中、中位集団は一つ一つの結果で順位が大きく入れ替わる状況だ。
福岡にとって、天敵とも言える清水相手に「PK勝ち」という形で勝ち切ったことは、メンタル面で大きなプラスとなるだろう。次節に向け、負傷が懸念されていた主力陣のリカバリーが急務となるが、この勝利をきっかけに本来の「堅守」を取り戻せるかが鍵となる。
対する清水は、開幕からの負の連鎖を断ち切る必要がある。戦術的な完成度は高まりつつあるものの、勝負を決定づける「個の力」と「集中力」の維持が次戦への課題だ。3月後半戦、J1の残留争いと中位争いは早くも熱を帯び始めている。
(Jリーグ取材班・速報担当)
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