齋藤飛鳥、乃木坂46卒業から3年――「孤高のエース」から「変幻自在の表現者」へ、27歳の現在地と未来図
ニュース要約: 乃木坂46卒業から3年、齋藤飛鳥は俳優やモデルとして目覚ましい進化を遂げています。映画『クスノキの番人』やドラマ出演、アカデミー賞受賞など、アイドル時代の枠を超えた表現者としての現在地を詳報。グループに残した遺産から最新の活動まで、27歳を迎えた彼女のストイックな歩みと輝き続ける未来図に迫ります。
【独自】齋藤飛鳥、乃木坂46卒業から3年余――「孤高のエース」から「変幻自在の表現者」へ。27歳の現在地と未来図
【2026年3月24日 東京】
かつて乃木坂46の「絶対的エース」として君臨した齋藤飛鳥が、グループを卒業してから丸3年以上が経過した。アイドルという枠組みを超え、今や日本のエンターテインメント界において欠かせない「俳優」「モデル」としての地位を確立している。現在、彼女が歩んでいる道のりと、古巣である乃木坂46に残した巨大な足跡を改めて辿る。
銀幕と画面を彩る「俳優・齋藤飛鳥」の躍進
2026年に入り、齋藤の勢いは増すばかりだ。1月30日に公開された東野圭吾原作の映画『クスノキの番人』では、物語の鍵を握る佐治優美役(声の出演)を熱演。高橋文哉や天海祐希といった実力派との共演は、彼女のキャリアにおいて新たな金字塔となった。さらに、NHKドラマ10『テミスの不確かな法廷』では現役新聞記者役に挑戦。かつてのミステリアスな少女像を脱ぎ捨て、知性と葛藤を抱えた等身大の女性を演じる姿は、視聴者から高い評価を得ている。
昨年末には、社会現象を巻き起こした『【推しの子】-The Final Act-』でのアイ役が記憶に新しく、2025年日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したことも、彼女の演技力が「アイドル人気」によるものではないことを証明した。かつてはインタビューなどで「人前に出るのが苦手」と語っていた彼女が、今や「今は(未体験の場所へ)ガンガン行く」と変化を見せている点は、表現者としての真の覚醒を感じさせる。
乃木坂46に残された「静かな強靭さ」という遺産
齋藤飛鳥という存在は、現在の乃木坂46にとっても依然として特別な意味を持つ。彼女がセンターを務めた『裸足でSummer』や『Sing Out!』、そして卒業シングル『ここにはないもの』といった楽曲は、今やグループの歴史を彩る「クラシック」となった。
2023年5月の卒業コンサート以来、彼女がグループのステージにサプライズ登壇するような機会は今のところ確認されていない。しかし、彼女が去り際に後輩たちへ送った「乃木坂46をこれからもよろしくお願いします」という言葉は、現在の中心メンバーである賀喜遥香、遠藤さくら、そして躍進著しい5期生たちの中に深く根付いている。
ある音楽関係者はこう分析する。「齋藤飛鳥がグループにもたらしたのは、単なる人気ではありません。それは『静かな成熟』と『洗練されたパフォーマンス』です。彼女の不在が、かえって次世代メンバーたちの自立を促し、現在のグループの強靭さを作り上げたと言えるでしょう」。
ファッションアイコンとしての不動の地位
モデルとしての活動も多忙を極めている。『mina』2026年2・3月合併号では表紙を飾り、27歳となった彼女のリアルな暮らしを語る特集が組まれた。『sweet』や『anan』、『東京カレンダー』といった主要雑誌の表紙を次々と飾るその姿は、同世代の女性たちにとっての羨望の的であり続けている。
また、葛飾区で開催される「全国みどりと花のフェアかつしか」(2026年5月開幕)の公式アンバサダー就任など、文化的な発信活動にも積極的だ。地域振興や環境保護といった公的な役割を担うことは、彼女の影響力がもはや芸能界の一角に留まらないことを示唆している。
結びに代えて:進化し続ける「個」の輝き
乃木坂46という巨大な看板を背負い続けた11年間を経て、齋藤飛鳥は今、一人の表現者として自由に、かつストイックに翼を広げている。4月8日には『【推しの子】』のBlu-ray/DVD発売を控え、プロモーション活動も続く。
アイドルを卒業した者が直面する「ポスト・アイドル」の壁を、彼女は軽やかに、そして自身のペースで乗り越えつつある。齋藤飛鳥が次にどのような景色を見せてくれるのか。その一挙手一投足から、今後も目が離せない。(記者:佐藤 健太郎)
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