【有馬記念】サンライズアースが屈腱炎で回避、菊花賞3着エキサイトバイオが繰り上げ出走へ
ニュース要約: 12月28日の有馬記念に向け、有力候補のサンライズアースが右前屈腱炎により出走を回避し、全治9カ月以上の長期離脱となることが判明しました。これを受け、次点だった菊花賞3着馬エキサイトバイオが繰り上げで出走権を獲得。実力馬の離脱で混迷を極める年末の大一番に、新たな若駒の参戦がどのようなドラマを生むのか注目が集まります。
有馬記念直前の波紋 サンライズアース回避でエキサイトバイオが繰り上げ出走へ
年末の風物詩として競馬ファンに親しまれる有馬記念(12月28日、中山競馬場)に向け、思わぬ展開が生じた。有力視されていたサンライズアースが右前屈腱炎により出走を回避し、菊花賞3着のエキサイトバイオが繰り上がりで出走可能となったのだ。
サンライズアースの離脱、長期療養へ
石坂正厩舎所属のサンライズアース(牡4歳)は、ダービー4着、宝塚記念3着など中長距離G1レースで安定した成績を収めてきた実力馬だ。2200メートルのG2レースでは勝利を飾り、目黒記念では58.5キロの斤量を背負いながら0.2秒差の好走を見せるなど、持久力と先行脚質を武器に活躍してきた。
しかし、前走のジャパンカップ(11月30日)では15着に敗れ、その後の調整過程で右前屈腱炎を発症。石坂調教師は「全治まで9カ月以上かかる見込み」と説明し、復帰は2026年以降となることを明らかにした。調教師は「いい休養にしてサンライズペガサスのように復活できれば」と前向きなコメントを残したものの、今年の有馬記念を楽しみにしていたファンにとっては残念なニュースとなった。
エキサイトバイオ、繰り上げ出走の機会を得る
サンライズアースの回避により、出走馬決定順で次点だったエキサイトバイオに出走の機会が巡ってきた。エキサイトバイオは今年の菊花賞で3着に入線し、中長距離適性を証明した若駒だ。器用さを活かした積極的な競馬ぶりが特徴で、競馬関係者の間では「展開次第で上位争いに食い込む可能性がある」との評価も聞かれる。
ただし、競馬分析の専門家からは慎重な見方も示されている。菊花賞での好走については「馬場状態が味方した面もあり、条件が揃ってこそのパフォーマンス」との指摘があり、有馬記念という大舞台で上位馬との力の差をどこまで埋められるかが焦点となる。
有馬記念の構図に変化
サンライズアースの離脱は、有馬記念の勢力図にも影響を及ぼす可能性がある。同馬はジャパンカップこそ不振だったものの、池添謙一騎手とのコンビで中山競馬場の芝2500メートルという舞台に適性があるとみられていた。新馬戦以降、G1以外のレースではほぼ0.3秒以内の5着以内に入る安定感を誇り、一発を狙える存在として期待されていただけに、その不在は他の有力馬にとってライバルが一頭減ることを意味する。
一方、エキサイトバイオにとっては千載一遇のチャンスだ。菊花賞での実績を武器に、年末の大舞台で存在感を示せるか。繰り上がり出走という形ではあるが、競馬の醍醐味は何が起こるか分からないところにある。馬場状態や展開次第では、思わぬ激走を見せる可能性も否定できない。
ファンの期待と今後の展望
有馬記念は「夢の第11レース」とも称され、ファン投票で選ばれた人気馬が集う年末の一大イベントだ。今回のサンライズアース回避は、多くのファンにとって予想外の展開となったが、それでも28日の中山競馬場には熱い視線が注がれることだろう。
サンライズアースについては、石坂調教師が語るように「サンライズペガサス」の前例がある。同馬も屈腱炎から復帰し、G1競走で好走を見せた実績を持つ。適切な休養と治療を経て、2026年以降の復活劇に期待がかかる。
一方、エキサイトバイオは繰り上がりという形ながら、有馬記念という大舞台を経験できる貴重な機会を得た。この経験が今後の成長につながるかどうか、陣営の手腕が問われることになる。
年末の中山競馬場で繰り広げられる熱戦まで、あと数日。思わぬ展開を経て迎える有馬記念は、新たなドラマを生み出すのか。競馬ファンの注目が集まっている。
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