赤坂・特許庁前で6台絡む多重事故、タクシー乗客が意識不明の重体
ニュース要約: 22日午後6時半過ぎ、東京都港区赤坂の特許庁前交差点で、タクシーやごみ収集車など計6台が絡む多重事故が発生しました。この事故で6人が搬送され、タクシーの乗客1人が心肺停止の重体となっています。警視庁は信号無視が事故の引き金になった可能性があるとみて、ドライブレコーダーの解析などを進め、詳しい原因を調べています。
赤坂・特許庁前で6台絡む多重事故、1人が意識不明の重体
東京都港区赤坂の特許庁前交差点で22日午後6時半過ぎ、タクシーやごみ収集車など6台が絡む多重事故が発生し、6人が病院に搬送された。このうちタクシーの乗客である男性1人が心肺停止状態となっており、意識不明の重体となっている。警視庁は信号無視が事故の引き金になった可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。
信号無視が引き金か、交差点で次々と衝突
警視庁赤坂署などによると、事故は特許庁前の信号機のある交差点で発生した。最初に信号無視をした車両が別の車両と衝突し、その衝撃で後続の4台が次々と巻き込まれる形で多重事故に発展したとみられている。
事故に巻き込まれたタクシーの運転手は「交差点を半ば通過しようとしたところで、ぶつかってきた。ハンドルを固定してブレーキを踏んだが、何台かの車にぶつかりながら2回転くらいした」と当時の状況を証言している。現場では車の前方部分が大きく潰れ、ガラスの破片が交差点一帯に散乱するなど、衝突の激しさを物語っていた。
6人搬送、タクシー乗客が重体
この事故で、関係車両の運転手や乗客ら計6人が病院に搬送された。最も重い症状となっているのは、事故に巻き込まれたタクシーの後部座席に乗っていた男性で、搬送時には心肺停止の状態だった。現在も意識不明の重体が続いており、予断を許さない状況という。
その他の負傷者の詳しい容体については明らかになっていないが、警視庁は全員から事情を聴くとともに、ドライブレコーダーの映像解析などを進めている。
特許庁周辺、通勤・来庁者への影響も
事故現場となった特許庁前交差点は、平日には特許庁への来庁者や周辺のオフィスワーカーらで混雑する場所として知られている。事故発生が午後6時半過ぎだったため、特許庁の業務時間(平日8時30分から17時15分)終了後ではあったものの、周辺の交通は一時的に大きく混乱した。
警視庁は事故直後から現場周辺を封鎖し、実況見分を実施。交差点を通行する歩行者や車両の誘導にあたった。23日朝の通勤・来庁ラッシュ時には渋滞の余波が残る可能性もあり、特許庁や周辺企業の関係者には影響が出ることも懸念されている。
赤坂エリア、交通安全対策が課題に
港区赤坂エリアは、オフィスビルや飲食店が密集し、平日・休日を問わず交通量が多い地域として知られている。特に特許庁前交差点周辺は、複数の道路が交わる要所であり、朝夕の通勤時間帯には慢性的な渋滞が発生することもある。
今回の事故では信号無視が引き金になった可能性が指摘されており、交通ルールの遵守の重要性があらためて浮き彫りになった。警視庁は今後、事故の詳しい原因を特定するとともに、同様の事故を防ぐための対策についても検討を進める方針だ。
現場周辺では22日夜から23日朝にかけて、警察官による交通整理が続けられた。警視庁は「信号をしっかり守り、交差点では特に注意して運転してほしい」と呼びかけている。
事故の原因究明には、関係車両のドライブレコーダーの映像や、交差点に設置された防犯カメラの解析が重要な手がかりになるとみられる。警視庁は引き続き、目撃者からの情報提供も求めている。
意識不明の重体となっているタクシー乗客の男性の回復と、事故の真相解明が待たれる。
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