【ミラノ・コルティナ】TEAM JAPANを支える「眠りの力」:原田雅彦・伊東秀仁両氏が語るエアウィーヴの挑戦
ニュース要約: 2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪にて、JOCパートナーのエアウィーヴがTEAM JAPANの睡眠を全面支援。原田雅彦氏や伊東秀仁氏も絶賛する個別カスタマイズ技術が、過酷な環境で戦うアスリートの疲労回復と集中力維持を支えます。日本発の寝具技術がメダル獲得への鍵として世界から注目を集めています。
【ミラノ・コルティナ現場発】TEAM JAPANを支える「眠りの力」 原田雅彦・伊東秀仁両氏が全幅の信頼を寄せるエアウィーヴの挑戦
【2026年2月25日 ミラノ=共同】
イタリアの雪山に、日本の技術が静かな革命を巻き起こしている。第25回冬季オリンピック・ミラノ・コルティナダンペッツォ大会。氷点下の過酷な環境で戦うアスリートたちのコンディショニングにおいて、今や勝敗を左右する鍵となっているのが「睡眠」だ。JOCオフィシャル寝具パートナーとしてTEAM JAPANを支える「エアウィーヴ」の取り組みと、その意義について、日本選手団を率いるキーマンたちの視点から迫った。
強化の積み重ねと「質の高い休息」
今大会、日本選手団の副団長を務めるのは、1998年長野五輪の金メダリストであり、全日本スキー連盟会長の原田雅彦氏だ。原田氏は現地でスキージャンプをはじめとする各競技の視察を続け、過酷な予選を戦い抜く選手たちへ熱い視線を送っている。
「近年の冬季競技は、かつてないほど高い次元での空中戦やスピード勝負となっている。体力だけでなく、極限の状態での集中力が求められる。そのためには、一日の終わりにいかに心身をリセットできるかが勝負。強化の積み重ねは練習だけではない、睡眠もまたトレーニングの一部だ」。原田氏はそう語る。
また、日本スケート連盟会長などを歴任し、長年にわたり冬季スポーツの強化に携わってきた伊東秀仁氏も、選手のコンディショニングにおける環境づくりの重要性を説いてきた。氷上・雪上のアスリートにとって、移動による疲労や慣れない宿泊施設での腰痛は天敵だ。こうした中、全選手に提供されるエアウィーヴの寝具が、日本代表の「縁の下の力持ち」として定着している。
選手村を「最高の回復空間」に
エアウィーヴは今大会、TEAM JAPANの全選手に対し、公式ライセンス商品である「Futon(敷き布団)」や、羽毛を超えた独自の機能を持つ「ハイパーダウン(掛け布団)」などを提供している。
同社の支援は、2010年のバンクーバー大会でのスケート・スキー選手への提供から始まり、2014年のソチ大会では腰痛対策を強化したマットレスパッドを供給。そして2018年の平昌、2022年の北京を経て、このミラノ・コルティナ大会でその精度は極限まで高められた。
特筆すべきは、体形測定システム「airweave MattressFit」の導入だ。選手の体形に合わせてマットレスの硬さを個別にカスタマイズする技術は、浅田真央さんをはじめとする歴代のアスリートからも絶大な信頼を得てきた。
今回のミラノ・コルティナ大会では、選手団の個々の身体的特徴に合わせたフィッティングが現地でも行われており、遠征先でも自宅と変わらない、あるいはそれ以上の睡眠環境を提供することを目指している。
日本発の「布団文化」が世界を照らす
「原宿発のベンチャー」として始まったエアウィーヴの挑戦は、今や日本国内に留まらない。今回の大会では、カナダやフランスといった強豪国の選手団にも寝具を提供しており、日本の最新技術が詰まった「Futon」文化が、世界のトップアスリートたちのパフォーマンスを支えている。
原田雅彦氏がかつて雪原で見せた、あの「栄光のジャンプ」の興奮を、今の選手たちが再び味わうために。伊東秀仁氏が描く、日本の冬季スポーツのさらなる飛躍のために。科学的根拠に基づいた「眠りのサポート」は、メダルへのラストピースとして、ミラノの夜を静かに包み込んでいる。
競技が続く中、選手たちは毎朝、新たな活力を得てスタートラインに立つ。その背中には、日本が誇る「極上の眠り」という強力な翼が備わっている。
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう