【ACLE】町田ゼルビア、敵地で耐え抜き価値あるドロー!守護神・谷の神セーブでベスト8進出へ王手
ニュース要約: AFCチャンピオンズリーグエリート決勝トーナメント1回戦第1戦、町田ゼルビアは敵地で江原FCと0-0で引き分けました。終盤の決定的なピンチをGK谷晃生のスーパーセーブで凌ぎ、貴重なクリーンシートを達成。初出場でのベスト8進出を懸け、3月10日にホームで行われる運命の第2戦に挑みます。
【ACLE】町田ゼルビア、敵地で耐え抜き価値あるドロー 江原FCとの第1戦は0-0、ベスト8進出へ王手
【春川(韓国)=共同】アジアのクラブ王者を決めるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は3日、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)第1戦が行われ、初出場で快進撃を続けるFC町田ゼルビアは、敵地の春川松岩スポーツタウン・スタジアムで韓国の江原FCと対戦し、0-0で引き分けた。終盤に決定的なピンチを迎えたものの、守護神・谷晃生のビッグセーブなどで無失点に抑え、ホームでの第2戦を優位な状況で迎えることとなった。
■守護神・谷が窮地を救う、執念のクリーンシート
冷え込みの残る韓国・春川での一戦。リーグステージを首位(5勝2分1敗)という圧倒的な成績で通過した町田にとって、この「江原 対 町田」のカードは、昨年11月の対戦で3-1と快勝した再現が期待される舞台だった。しかし、トーナメント特有の緊張感の中、江原もまたリーグステージ突破ギリギリの8位から這い上がってきた執念を見せ、序盤から激しい攻防が繰り広げられた。
試合は立ち上がりからホームの江原が積極的な姿勢を見せた。町田は24分に中村帆高が警告を受けるなど、相手の圧力に晒される時間帯が続いたが、日本代表DF昌子源を中心とした統率のとれた守備陣が決定機を作らせない。
後半に入ると、町田が徐々に主導権を握り始める。左サイドの相馬勇紀を起点に攻撃の形を作り、途中交代で投入された西村拓真や藤尾翔太がゴールを強襲。シュート数こそ町田が8本、江原が7本と拮抗したが、決定的な場面の数では町田が上回る時間帯も多かった。
しかし、ドラマは終盤に待っていた。ホームの大声援を背に再び勢いを増した江原は、ハライハル(アブダラ)が強烈なミドルシュートを放つ。誰もが失点を覚悟した瞬間、町田のGK谷晃生が横っ飛びのスーパーセーブで触れ、ボールはポストを直撃。九死に一生を得た町田が、そのままスコアレスのままタイムアップを迎えた。
■過去の相性を超えた江原の進化、試される町田の地力
両チームの対戦成績を振り返れば、昨年11月の対戦時には町田が効率的なカウンターとセットプレーの守備で3-1と勝利を収めていた。当時はボール保持率で江原が64%と圧倒しながらも、町田が3-4-2-1の布陣から繰り出す鋭い速攻で江原の守備網を粉砕していた。
しかし、この日の「江原 対 町田」では、江原が当時の反省を活かし、町田のカウンターを徹底的にケア。リーグステージで11失点を喫した不安定な守備は鳴りを潜め、粘り強い4-4-2のブロックで町田のアタッカー陣に自由を与えなかった。
町田にとっては、リーグステージで勝ち点差8をつけていた格下相手に「勝ち切れなかった」という見方もできるが、アウェーゴール・ルールの有無にかかわらず、敵地での引き分けは戦術的に「最低限の成功」と言えるだろう。
■3月10日の第2戦へ 「ホームの熱狂」が鍵に
この結果により、ベスト8進出の行方は3月10日に町田のホームで行われる第2戦に委ねられた。町田は勝利すれば文句なしの勝ち抜け、再び引き分けとなれば延長戦・PK戦へと突入する。
主将の昌子源が「甘い相手ではない」と警戒を強める通り、江原のセットプレーの精度と徹底した守備は脅威だ。しかし、町田には今季のACLEで見せてきた「勝負強さ」がある。リーグステージで総得点15を積み上げた攻撃力が、ホームのサポーターの前で再び火を噴くか。
アジアの頂点を目指す「町田スタイル」の真価が、次戦で問われることになる。
(2026年3月4日 記)
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