ミラン、劇的終盤2発でクレモネーゼを撃破!パヴロヴィッチ&レオン弾でミラノダービーへ大きな弾み
ニュース要約: セリエA第27節、2位ACミランは敵地でクレモネーゼと対戦。89分にパヴロヴィッチ、後半ATにレオンが立て続けにゴールを奪い、2-0で劇的な勝利を収めた。3試合ぶりの白星で2位を死守したミランは、首位インテルとの「ミラノダービー」に向けて最高の形で弾みをつけた一方、敗れたクレモネーゼは13戦未勝利と残留争いで窮地に立たされている。
【現地報道】ミラン、執念の終盤2発でクレモネーゼを撃破 ミラノダービーへ弾み、残留争いの開催地は悲鳴
【クレモナ(イタリア)=3月1日】 セリエA第27節が1日(日本時間2日未明)に行われ、2位のACミランは敵地スタディオ・ジョヴァンニ・ツィーニで17位クレモネーゼと対戦。膠着状態が続いた一戦は、試合終了間際に劇的な展開を見せ、ミランが2-0で勝利した。直近2試合で白星から遠ざかっていたミランにとっては3試合ぶりの勝ち点3。悲願のスクデット争い踏みとどまり、次節に控える首位インテルとの「ミラノダービー」へ向けて、最高の形で弾みをつけた。
牙城を崩せぬ89分間、暗雲を振り払ったのはパヴロヴィッチ
試合は、残留に向けて死に物狂いで勝ち点をもぎ取りに来るクレモネーゼの組織的な守備に、ミランが苦しめられる展開となった。
クレモネーゼは前半からペナルティエリア手前にコンパクトなブロックを形成。ミランの攻撃の核であるユスフ・フォファナやアレクシス・サーレマーケティングに自由を与えず、決定的なシュートも守護神エミリオ・アウデロが超人的なセーブで阻止した。ホームの熱狂的なサポーターを背受けるクレモネーゼにとって、この1ポイントは残留への大きな希望となるはずだった。
しかし、ドラマは最後に待っていた。0-0のまま引き分け濃厚と思われた89分、セットプレーの混戦からディフェンダーのストラヒニャ・パヴロヴィッチが値千金の先制弾を叩き込む。均衡が崩れた直後のアディショナルタイム4分には、エースのラファエル・レオンがカウンターから相手守備陣を鮮やかに突破。GKを引きつけてから冷静にゴールを陥れ、2-0と突き放した。
ミランは試合を通して支配率で勝りながらも決定力を欠いていたが、最終盤に勝負強さを発揮。「ミラノ・ダービー」という大一番を前に、精神的なタフさを見せつけた形だ。
順位表への影響:ミランは2位を死守、クレモネーゼは「13戦未勝利」の泥沼
この勝利により、ミランは16勝9分2敗、勝ち点57に到達。セリエA 2位の座を確固たるものとし、首位インテルとの勝ち点差を一時的に「10」まで縮めた。次シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて、この1勝が持つ意味は極めて大きい。
一方で、健闘むなしく敗退したクレモネーゼは絶望的な状況に追い込まれている。これで13試合連続未勝利となり、順位は降格圏目前の17位のまま。ジェイミー・バーディやフェデリコ・ボナッツォーリといった経験豊富な戦力を投入して状況打開を試みたが、格上の底力に屈した。ホームで勝ち点を拾えなかったダメージは大きく、次節アウェイでのレッチェ戦は、まさに「裏天王山」の様相を呈している。
次節は運命の「ミラノダービー」へ
ミランの視線は早くも3月8日にホームで迎えるインテル戦に向けられている。マッシミリアーノ・アッレグリ監督率いるチームにとって、この直接対決は逆転優勝へのラストチャンスだ。
レオンやパヴロヴィッチといった主力選手のコンディションが良好であることは証明された。また、この日の勝利でチーム内の雰囲気も最高潮に達している。クレモネーゼ戦で見せたような「最後の最後まで諦めない姿勢」が、聖地サン・シーロでも発揮されるか。世界中が注目するダービーマッチへ、ミランが力強く歩みを進めた。
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